陶芸家

Christiane Perrochon 
(クリスチャンヌ・ペロション)

数年前、ペロションさんの器と出合って、テーブルコーディネイトが随分広がった印象があります。
和食器でまとまり過ぎてしまう時などにペロションさんの器をしのび込ませると、ふっと自由な風が流れます。エスニック料理をモダンに見せたい時にも、ネイティヴさを失わずに洗練された雰囲気がでます。
ペロションさんの器は陶器も磁器もとても薄く、その存在感に比べて、持つとふっと軽い。一見、とても日本的な印象ですが、色のセンスと軽やかさでとても個性的なオリジナリティーがあります。
この魅力的な色は彼女の暮らすイタアリアのトスカーナ地方の自然の色を題材にしているそうです。トスカーナの豊かな美しい風景や季節が根底に流れているからこそ、どんな料理も受け入れる懐の深さにつながっているのでしょう。





 
 

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